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自然農ガットポンポコ

一陽自然農園見学会

2016年01月18日 カテゴリ:自然農

徳島県阿波市、沖津一陽さんの一月の田畑

 

第24回全国実践者の集い「妙なる畑の会〜自然農研さん会」の後で、今回の主催者沖津さんの田畑を見学させていただいた。100名ほどの人たちが混乱無く見学するさまは流石は自然農の集まり。沖津さんありがとうございました。

基本の畝

田畑の長尺方向に3m幅の畝を作るのが基本スタイル。さらに作業性排水性を良くするために、畝の真ん中に浅い「あだみぞ」を切り、約1.4m幅の畝とする。南瓜などではこれを3mの広畝として使う。広いベッドの上に畝が二本というイメージ。

畝の中央に草をたっぷりと寄せておく。これも沖津さんの基本スタイル。アブラナ科の種を下ろしたところは、覆土に籾殻を使っているようだった。

長尺に合わせると、畝が東西になる。川口さんは、太陽の恵みを均等に受けられるように南北の畝を基本とするが、沖津さんのところでは年五回の台風が東西に抜けるので、風通しを考えての東西畝。畝の長さは60mほどになる。長い畝の方が作業性が良いというお話だった。

日当たり、風通し、水気の流れ、作業性。これらをもっと良く感じ考えて、土地の気候に応じていかなくてはいけないと思った。

フジマメ

 

夏が暑過ぎてインゲンがうまく育たないが、フジマメは暑さに強く重宝している。

トマトの棚

トマトの棚が低い

腰高の杭に渡した三段の横紐に、横へ横へと誘引していいく。芽欠きをせず、低い位置から開帳型に枝を伸ばすことで可能となる棚。「私のとこでは夏が暑過ぎて、トマトは大きくなりませんから」という理由をおっしゃっていた。私のとこは四方八方からの強い風で、頑丈な棚を作っても倒されることが多いが、この高さならいいかもしれない。

地力の回復

最近購入した土地。作付けを休ませて草を生やし、豊かにしている。

写真だと枯れた夏草に紛れて良く分からないが、冬草の丈がすごく高い。これなら豊になっていく営みというのが良く理解できる。

田の草刈り

 

田の草刈りについて三井さんに質問したら、写真の「カット鎌」のような鎌に長柄をつけたもので、立ったまま刈っているとのことだった。石黒さんのところで教えていただいたのは、立ち鎌ホーという鎌で、同じように立ったまま刈るやり方。だけど、私が下手なのか生えている草が違うのか、上手くいかない。普通の鎌に長柄をつけたら柔らかい草も刈り易いのになと思っていたら、三井さんが使われているというお話。早速ホームセンターを物色してきた。

普通の鎌と違うのは、刃の付け根に角度がついていて、立ったとき腰を曲げずに柄を握れるところ。ちょうど良い角度の長柄鎌が見つからなかったので、この鎌の柄を長くして使おう。

今年はこれだ。

参考動画

沖津さんの田植えと田の草刈りについての動画。

徳島で行った前回の全国実践者の集いでの映像だと思う。貴重な映像だ。この動画のおかげで自然農の田んぼを続けようという方が、増えると思う。

徳島自然農016 沖津さん道具 - YouTubeのコメントで、一介の百姓見習いさんから、沖津さん指導の田圃と畑のDVDの存在を教えていただいた。全国集会でも知人の間で噂になりながら、真相にたどり着けなかったけども、ちゃんと出会うことができた。一介の百姓見習いさんありがとうございます。

 
自然農実践」にて購入できます

第24回全国実践者の集い「妙なる畑の会〜自然農研さん会」

実践者の集いでのことは、毎回情報量がありすぎて書けず終い。今回はしかし、ひとことだけ。

覚める

これがテーマとして現れる会だった。このことが、すごく勉強になった三日間だった。ありがとうございました。

※「自然農実践」のworkshopのページで、当日の内容を書き起こして下さっています。

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「自然農」のお便り