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自然農ガットポンポコ

ことしのたんぼ

2016年06月29日 カテゴリ:自然農

場ならし

農林水産省の低コスト化水田農業大区画ほ場整備事業という嵐が吹き荒れ、ダンプカーが造っていった田んぼは、水が溜まらないので二年間畑として使用していたが、今年から田んぼにすることにした。水が漏れるどころか一切溜まらないので、耕運機で耕して、代掻をした。たんぼの底に入っているだろう無数の亀裂に、粘土と水を混ぜて練ったモッタリトロトロしたものが入り、目詰まりすることで水が溜まるようになる。はず。

春の早い時期に荒起こし、土が乾いた時期にもういちど耕した。これだけで細かくなった土が亀裂を埋めてくれることもある。しかし、水を入れてみると、やっぱり放水ポンプのような勢いで水が漏れていた。私は耕運機を持っていないので、そのたびに近所の方にお借りしている。三度目の正直で三人目の方からまた耕運機をお借りして、代掻をする。

水を入れながら何度も耕すと、だんだんと水の溜まる領域が増えていく。ようやくなんとか田んぼになるかなと思いつつ、しかしここに来て、この田んぼには異常な高低差のあることが判かってきた。工事の施行基準は高低差±5cmということだったが、それどころじゃないわ。水が溜まってみないことには、高低差って分からない。二年もたった今更分かってしまった。溜め息が出るがしょうがない。

このままでは田んぼにならないので、高い所の土を橇で低い所へ運ぶ。

よっこいしょー!馬車馬のごとく働くとは、このことか。

代掻してましにはなったけど、まだ漏れとるわと頭を掻いていたが、水を入れ続けていたら段々と止まっていった。鴨が代掻を続けてくれたからだろうか。あー、ほっとした。

植え方の改良

さて、こちらはいつも通りの不耕起の田んぼ。

今年は徳島の沖津さん方式で、五条植え用の定規を作り、長く張った糸に定規を沿わせながら後進して植えていくやり方。昨年までは十条植え用の定規を二人で持ち上げては使っていた()けど、今年のものは一人で手軽に動かすことができ、また各人がマイペースで作業できるという点、それから膝をつかなくても良いという点で仕事が早かった。植え方の詳細については、沖津さんが自然農の全国大会で教えていらっしゃるYoutube動画を見ると分かり易い。興味のある方はどうぞ。

しかし、次の写真を見て愕然(;゚д゚) とした。

なんだこの丸まった背中は。早いのはいいが背中が痛くて敵わんと思っていたけど、こんなに背中が丸まっていたら、痛くなるのは当たり前だ。膝に上体を預けると楽だと思っていたのだが、たまたま写真を撮ってみて逆に身体に悪いことをしていたと気づけた。あー良かった。

先の写真を見て、座り方を点検する。

これだ。田植え後半で開眼した。否、開「股」した。膝と足のつま先を体の左右外側に向けてしゃがむ。力士のハッケヨイ姿勢だ。太腿の筋肉は使うが、背中はこの方が断然楽。これで今年の田植えは最後まで背中腰が悲鳴をあげずにすんだ。毎年腰痛に悩まされ、果たして自然農で生きていけるのだろうかと思っていたが、また一つ安心を手に入れた。ありがとうございます。

反省点

セリ芹の繁茂しているところが多く、そういう箇所は植え穴を掘るのに時間が掛かった。田植えは二人で一反とちょっとを一週間ほど。冬草が優先していた箇所もあり、そこでは仕事が早かったので、芹次第でもっと早くなることが分かった。

芹の生えない田んぼにするには、冬季の乾田化が大事だとは分かっているが、毎年後回しにしてきた。裏作で小麦や玉ねぎが健全に育つくらいに乾田畑地化をしたいと思う。今年こそ、初冬に畝作りを完成させよう。差してくる水と縁を切り、排水性を高めるための溝堀り。高低差の場ならしも少し。がんばろーヽ(´▽`)ノ

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