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自然農ガットポンポコ

食べる森の楽園

自然を食べる

毎年その時期になると自然と生まれてくるものを食べられるという贅沢。山菜や海草や、魚。果物。どんぐり。獣。

たくさん食べたいと思ったら手入れは、必要。タラの芽は日当たりのよい崖にビヨーンと伸びてくる。そのような環境を整えてやると増える。ウドは株立ちした中の1本を残しておくと次の年も生えてくる。自然薯は若い雑木林で太る。掘った自然薯の頭を戻しておくと来年も採れる。開いた土地に果物の木を植えておくと、あまり天候に左右されずに恵みをいただける。海につながる雑木林を適正に管理すると、海草や、海草を食べる魚が増える。岩の表面を掃除しておくと、海苔が採りやすい。などなど。

人が手を入れると、答えてくれる自然が、ある。

春の端境期にある自然の恵み

自然な状態で野菜を育てていると、年に数ヶ月間、野菜が採れない端境期という時期がある。野菜を遠くから運んでくるなら食べられるし、ビニールハウスや工場なら年中採れるけど、私は嫌だ。しかし、例えば4〜5月は野菜の端境期だけど、この時期食べものがないかというと実は沢山ある。海藻だったり、山菜だったり。

海藻は海の中の生き物で、旬が陸上と正反対。知らなかった。陸上が寒い冬が最盛期。早春までなにかしら採られる。海の近くに住んで良かったと思う。

春は山菜の宝庫。フキノトウに始まって、コゴミ、タラの芽、竹の子、木の芽、フキ、片葉など。次々と食べものが生まれてくる。日本の里山に住んで良かったと思う。

春の端境期、畑に何もないかというとアブラナ科野菜の薹立ち菜が最盛期。私の畑では白菜、大根、ルッコラ、チンゲンサイ、のらぼう菜。近所で自生するカラシ菜。採ったら脇芽がまた出て、毎日新鮮野菜が食べられる。

冬越ししたネギ類は、雪が消えてから薹が立つまでの短い期間が一番美味しいと思う。ワケギやアサツキは新芽をグングン伸ばして成長の真っ盛りだ。

5月に入るとフクラギやイカが近海に沢山やってくる。海藻と同じく海の近くに住んで良かったと思う瞬間。

生きるとはなんと豊かなことだろうか。

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