浅い浸食谷の周囲に斜面樹林が接する集水域であり、丘陵地の中で一段低くなった谷あいの土地。「谷津」(やつ)、「谷戸」(やと)、「谷」(やと)、「谷地」(やち)。  集水域であるから湧水が容易に得られ、しかも洪水による被害を受けにくい谷戸は、排水さえ確保できれば稲作をしやすい土地であった。森林が近接する谷あいの農地であることから、日当たりを確保するため、田に近接する斜面では「あなかり」などと呼ばれる下草刈りが定期的に行われており、また近接する森林では薪などを取ることができ、 労力さえかければ生活に必要な食糧、燃料、道具等の材料を調達するに適した土地であったと考えられている。  反面、こうした場所は尾根筋に挟まれた狭隘な地形である為に日照時間が短く、水はけが悪い場合には湿地状態になっていることが多い。また湧水地に近接する谷戸田へは農業用水を直接引き入れると水温が上がらないうちに入ってしまうこととなり(多摩地域では谷戸に流れる冷たく分解前の腐植質が混じる水を「黒水」と呼んだ)、水を引き回すなどして温める工夫が求められる上、収穫される米の食味が悪くなるとの指摘がある。 谷戸 - Wikipedia

前川という川が流れていて、その川沿いに伸びる浅い谷。その谷の奥に狼煙町横山地区はあります。谷には年間を通じて海からの風が入るので、風の谷だなと思っています。田に引く水は山の出水(やまのでみず)と呼ばれる湧水と、前川からポンプアップする水と、いくつかの溜池からの水を使い分けていて、今は田からの排水は用水路を経て前川へ捨てているけども、昔は全部棚田で連結された水利用だったんじゃないだろうかと想像しています。

谷地には、路地のように脇へ入り込んだ、さらに小さい谷地があって、うちの大家さんの山の田もそこにあります。大家さんの山がその両側にあります。

実力不足で、とても手が出せない山田。

山から柴をとり、薪を切って燃料を得、湧水を引き回して田んぼをする。自分の自然への働きかけが、わかりやすく生活や食べ物に反映される。そんな夢のような生活を、夢見ています。

 

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