焼けちゃった。。
昨日の朝、温床にビニールを掛けたまま日が照ってしまい、あわてて見に行ったが既に高温になり過ぎていた。
クロナスが焼けてしまった。涙。。。
コモを掛けてピンポイントに日除け。
と思ったが、調べていると、どうも肥料で根っ子が焼けているみたいだ。育苗が遅くなるけれど、しかたがない、もう一度種を蒔く。
分かったこと
- 芽出しの床土にボカシ肥料を入れてはだめ。
- 完熟堆肥なら良いけど、ボカシには生の有機物が含まれている。これが根っ子を腐らせているようだ。ガスとか窒素過多とかにやられる。
なんで調べなかったのだろうか。恥ずかしい話だけど、忘れないように書いておく。
肥料ついでに、自然農の疑問「補い」について
自然農の、「田畑に持ち込まず、持ち出さない」という原則。これに捕らわれ過ぎていると、野菜ができるまでにとても長い年月が掛かってしまうし、土地の状態によっては何十年も掛かるかもしれない。だから、葉っぱの色を見て、肥料不足の場合は、米ぬかや油粕を「補う」。
これが物議を呼ぶ
「それって持ち込んでるんじゃね」とか、「つまり自然農って有機農業の一種ですね」という話になる。
でもなあ、身近な材料を循環させるだけで、食べ物を作れるのが自然農の魅力なんじゃないのかなあ。でも上手に表現できないなぁ。と思ってた。
最近出版された自然農の本で、このことがとても腑に落ちる書き方をされていた。
自然農における補いとは? 生活の外から持ち込まず 生活の中から出たものを循環させる
誰でも簡単にできる! 川口由一の自然農教室 - 新井 由己 (著), 鏡山 悦子 (著), 川口 由一 (監修)
いい表現。
購入したり他所から持ってきた肥料じゃなくて、農的暮らしの中で出たものを、補いとして使う。田んぼから頂いたお米の糠や、畑の畔で刈った草を、補いとして畝に撒く。庭で飼ってる(予定)鶏が出した糞を、補いとして使う。
補いについては、自然農とパーマカルチャーはよくリンクしている。
畑から頂いた野菜を食べて出した肥えを、爺ちゃんが大根田によく撒いてた。友達から「アレ誰?汚ったねー」と言われ、子供心に恥ずかしかったけど、今思えば有機肥料を恥ずかしいと思う方が恥ずかしいわっ。鶏糞や牛糞はよくて、なんで人糞は恥ずかしいんじゃ、われ。タイムマシーンがあったら、自分のところに飛んでいって「あれはパーマカルチャーといってな、お前の爺ちゃんはかっこいいぞー」と教えてやりたい。
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