大正生まれのばあちゃんの言葉にはっとさせられる  

あんた油売っとらんでじゃが芋植えさっしよ。

畑ってのは、植えとけば何か生るんやわいね。

あんたの畑見たらまだじゃが芋うわっとらんから、勿体ないな~と思って。

私は監視員やっとるから何でも知っとるよ。監視員?自分でいうとるだけやけどね。

 

あんた、ほんなら夏から薪作らんなんから忙しいぞきゃ。昔は、薪は天井の上に上げとったわけの。少しくらい水に濡れても、囲炉裏を焚けば乾くやろ。

今じゃ2階になってしもたからのきゃ、天井裏ものうなったけど、昔は平屋やったから。

 

道が良くなって外から車で人が簡単に来るようになったら、テッポウユリやらカタハやら根こそぎ持っていく人がおって。便利になったけど、いいがか悪いがか。昔はここら、なんでもあったけど、便利になったら無くなってきてしもた。

 

医者の先生が「あんた丈夫やねー。何食べてきた?」と言うさかいな、「おら麦ご飯しかあたらんかったわけよっ」ていうたら、「わ、それが最高の食事やったんや。それやさかい今元気でおられるがやわ」ということを言われた。ほんなげんと。

 

大正15年、1926年。この世代の人の言葉には、今の時代に必要な智慧が溢れている。

 

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