贈与経済 ペイフォワード

金銭を介さない何かを、お互いにやり取りをして得る豊かさ。それはお互い様で、なにかを沢山持った人は周りの人にお裾分けをするのが、この辺りでは習慣になっている。

貰ったらすぐに同等「金額」の物をお返しするなどということは、できないし、しない。むしろ、人から頂いた分の気持ちを、別の機会、別の形で、別の人へというのが、ここでは求められている。在所のお母さんにそう言われた。「何か沢山手に入ったときがあったら、そんとき回りの人に分けてあげてね」。ギブアンドテイク貸し借り、ではなく、ペイフォワードお裾分けが生きている社会って、好き。

贈与経済とはきっとこういうのを言うのじゃないだろうか。みんなのお陰で私達は生きています。

自治

小さな社会(村、集落、共同体)での健全な自治を続けていくにはどうしたらいいのか。

2016年のアースデイとやまで学んだことは。

面倒臭いかもしれない役割を、各人が実践で学んでいくことで、村の自治力が蓄えられていく。

一人一人が自ら選択する。そのためには多様な人間を受け入れる寛容な社会が必要。

宮本常一著「忘れられた日本人」の冒頭に出てくる対馬の「寄りあい」のことも忘れられない。村のことは、村人全員で納得のいくまで何日でも話し合って決めるという。私の住む横山集落の毎年の区総会も、3日とはいかないにせよ、いろんな役を決めるときなど何時間でも話し合って決めている。ここではまだ忘れられていないなと思う。

ボトムアップ型の政治。リーダーや事務局がすべてを決めていくっていうことも時には必要かもしれないけれど。誰もが自分たちのことを考え、自分の知る話しを出し合い、納得のいくまで何度でも話すって、すげぇ面倒だけど、こういうの、とっても大事だと思う。

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