コブを積んでいるところ

手前の藁が飛び出している土が、コブを積んでいる最中の壁。奥に見える壁は、藁版築(light straw clay)で作ったもの。

コブは、粘土と水と藁を混ぜて捏ねて丸めて積むことで壁を作る方法で、昔フランスやイギリスでよく使われていた技法。アフガニスタンのイエメンには、コブの高層建築があるらしい。柱など他の構造体がなくても、コブを積むだけで、2階の床や屋根を支える構造が出来上がる。

土と藁で壁を作るというと、日本の土壁を連想すると思うけど、日本の土壁は柱と梁の構造がないと作れないという点で、まったくの別物。

大雑把にいうと、

コブを積めば、家が出来上がる。

今積んでいるのは、オクド(煮炊き用の竈)を作る予定の場所の壁。ユカちゃんが立ったときに外を眺められる高さに、丸くて可愛らしい窓を作ってある。窓の上にオクド用の煙突が刺さってるけど、下から出すことにしたから、下の方にも煙突用の穴が開いている。

家の中に積んでいるから、柱が見えているけど、あくまで壁は自立してるのです。

換気用に撥ね上げ戸をつけた。こういうの可愛くて素敵なんだって。

その後

壁全体真っ白にカビた。乾燥が進むとカビはいなくなった。まぁこういうもんかもしれない。

それから乾燥する前に、壁の上の方が室内側にお辞儀するようにダレてしまった。原因は、撥ね上げ戸の重みが偏っていたからだと思う。今後の対策としては、伝統的なコブに習って基礎側が幅広く上るにしたがって薄くなる壁の形状にすることと、下の段がもう少し乾いてから次の段を積むこと。今回この場所は天井を張って、藁版築で断熱するだけなので、この上に乗るものは割と軽いからこれでよしとする。

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