珠洲ことば あ行
あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行
- あいさ/あいさま -- 間
- あいしことない -- 考えんでもいい・勿体なくない
- あいそもない -- つまらない、物足りない
- あいの -- 間。あいの日(平日)。ロープがあいになっとるから頑丈やて(ロープが左右対象で真ん中に荷物があるから荷崩れしない)。
- あいの風 -- 東風。涼しい。あいや朝凪いでしかたに変われば天気、日中吹いたら雨。※西風を「しかたの風」。
- あおたんでもぉ。だいじょぶや。 -- 慌てなくても大丈夫
- あおってかかる -- 急ぐ
- あかば/あかいば -- 祭で着る赤い着物 / 晴れ着
- あかみち -- 踏み分け道
- あがりふながた -- 中途半端ながに済ますがをいう
- あごまわす -- 喋ってばっかり
- あごまわす / アゴ回す -- くっちゃべる
- あさま -- 朝
- あぜかえす -- 混ぜ返す
- あぢち -- 子供ではなく親が分家してできた家庭
- あっくりとしてくる - 満腹感がある。「あっくぅっとしてきた」
- あてこと -- いい加減な
- あね -- おんなの人 / お姉ちゃん / 娘
- あねさま -- 他所のうちのお嫁さん
- あねま -- 自分のうちのお嫁さん
- あらける -- 騒ぎ立てる
- ありがとごじんした -- ありがとうございました
- ありがとごじんすがけぇ - ありがとうございます
- あんさ -- 自分のうちの長男
- あんさま -- 他所のうちの長男
- あんま -- 長男 / 「あのあんま誰やきゃ」という使い方のときは、あの兄ちゃん誰?という意味
- あんたっちゃ -- あなたたち
- いかなてて -- どういたしまして。「いかな」「いかな、いかな」
- いかななんでも -- いくら何でも
- いくす -- よこす / 渡す
- いさる -- さわぐ 「いさってならん」
- いざわるい -- 居心地がわるい
- いしな -- 石
- いしばがち -- 木遣り。よいとまけ
- いちがい -- 頑固
- いっぷく -- 休憩。「いっぷくひょうけー(休憩しましょう)」
- いっけ -- 遠い関係を入れた親戚
- いっつぁりゃやったのきゃ -- いつだったか
- いどる -- 海藻が腐る
- いなか -- 囲炉裏
- いぶしご -- 烏帽子
- いゃー -- はい。うん。
- いらしラシ -- おいでおいで
- いんころ -- 犬
- うらいた(裏板) -- 屋根に張る板。野路板
- えあ〜 -- うん
- えあ〜、のきゃ〜。 -- うん、そうだよね。
- えごえご -- でこぼこ
- えごふく -- 本心とは違うことを言う
- おあがりなさい -- (女の人が)お昼時の仕事終わりに言うことば。午前中はお疲れ様でしたといったような意味。「さぁさ。おあがりなさい」。
- おうきよ / おうけよ / おうかいよ -- そうだよー
- おうど -- 気が大きくなる「人間だんだんおうどになる」
- おおねた -- 大引き
- おきにぃ -- ありがとう(お~きに、ではなく、おきに~)
- おしまいなさんしぇ -- 仕事終わって帰りましょう
- おーじょした -- 大変だった。困り果てた
- おっさま -- 次男
- おっじゃ / おじ -- 弟(三男以降) / 叔父さん
- おつけ -- みそ汁、汁物
- おはようごじんすがけぇ -- おはようございます
- おぼこな -- おぼこな子や
- おめでとごじんす(がねぇ) -- おめでとうございます
- おもくらしい -- 可哀想。気が重い。「釣ってきた魚が、鍋に入れるまでまだぴくぴく痙攣しとって、おもくらしかった。」
- おやっさま -- 地主
- おれ -- 男女ともに、自分のことをオレという。「だっりや家の前に車来とる。オレよぼりに来たやろか。(誰だろう、家の前に車が来てる。私を用があるのかな)」