珠洲ことば は行
あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行
- はいだるい / はいだるくさい -- もの足りない / つまらない / 冗談でしょ
- はかやってください - 「てぇ止めてしもて気の毒な。さぁさ、はかやってください」
- はちりはん/はちらん -- ジャガイモ(栗に少し足りない) / 足らん頭 / ばか
- はつめ -- はいから やりて「はつめな人やな(やり手の人だなあ)」
- はでらしぃ - でしゃばりな
- はるだし(春出し?)-- 雪が無くなって春一番の仕事
- はんかくさい - しったくさい(?)
- はんちゃ -- ちゃんちゃんこ。綿入りの半纏。
- はんでくる -- 持ってくる
- はんべっとる - わいわいとしゃべっている「わっちゃ、はんべっとるなぁ」
- ばちばちがさ -- 竹の皮の傘
- ばらめ -- 漁師の気圧計。時化がわかる
- ばんとこ -- あんか(行火)
- ひだいて -- はやくして
- ひっで -- すごい / すごく
- ひとみず -- 人見知り
- ひどい - すごい
- ふとぎ -- 布団
- ふとんならして -- 大きくなたったなぁ
- へ -- する。「ほれへんわけの(それはしない)」
- へぇから -- それから
- へぇもち -- 平餅。欠き餅。寒餅。
- へぇもます -- 気を揉ます
- へわ - 手間がかかる「へわなことするなぁ。世話なことするな」
- へわしない/しょわしきない -- 落ち着きがない
- へわなーい -- めんどうだ
- べっちゃ -- 違う 「ほれべっちゃ(それは違う)」
- べと -- 内臓
- べべふく -- 子供の服
- べんこちびる -- 能書き垂れる「べんこちびってばっか(理屈を言ってばかり)」
- べん味噌 -- ブリのアラや内臓と、味噌に似せた大豆のミンチと、塩で作る醗酵食品。郷土料理。「ジロ味噌、たたき味噌」とも。
- べん料理 -- 精進料理と対比して肉や魚を使う料理
- ほい -- 焚き付けに使う小枝。ソダともいう。「おい、ほいのうなったぞー。はんでこんか(おい、焚き付け無くなったぞ。持ってきて)」
- ほいて -- そういう風に 「ほいて言うといてくだしか(そう言っといてください) 」
- ほうへぇ -- そうしろ
- ほぞこいて -- 調子に乗って
- ほぞこき -- お調子者
- ほぞこく -- ふざける
- ほへる -- 干せる
- ぼっこ -- 牛
- ぼっこい -- とろい
- ぼった -- 壊した
- ぼとつく -- 文句を言う
- ぼぶら - カボチャ 「がけぼぶら(昔は崖に作ったカボチャ)」
- ぼれる -- 壊れる
- ぼんち -- 子供
- ぼーもり -- 住職の奥様
- ほー -- (おかずの)魚「ほりゃぁ、ぼーも食わんと、でこならんぞー。(ほら、魚も食べないと、大きくならないぞ)」