珠洲ことば か行
あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行
- かいど -- 家の前
- かげた - 日陰
- かしめくじ - 人のせいにする
- かしめる -- はさむ
- かしま -- 裏表逆
- かたけ -- ほんの一食分
- かたんで -- 担いで
- かつける -- 丸投げする
- かまんちき -- お構いなしに
- かる -- 借りる「かった分だけ浮いた。こりゃかっとるわけの。ボンペかってくるわ。->こう
- かん -- 最重要ポイント「かんてところをしらんと、のきゃ」
- かんがる -- 畑や山菜採りのとき使う肩掛けのバッグ「かんがるはんでかし」
- かんすけな - 山勘な ( 無いことを有った、有ったことを無い、とすること )
- かんすけな(やつ) -- 我が儘で変人でダメダメで最低な(人)
- かんだめし/かんだめ -- 小正月からの15日間に1年を当てはめてその年の天候を占う。1日半で1ヶ月。雪は晴れとして占う。
- かんてところ -- 大事なところ
- がず -- 耳の聞こえない人
- がってく -- 追いかける
- がっと -- 蛙
- がられとる -- 追われている
- がんちょ -- 蟹
- きさしよ -- 来てくださいよ 「きさしよ。こられんなよ。(来てくださいよ。来られませんよ。)」
- きづいなー -- きぃつかわすなー
- きのどくな / 気の毒な -- とっても有難う
- きゃ -- 「ほんなんきゃ(そうなんですか)」「ほんときゃー(そうなんかー)」「おうきゃ(わかった)」「~でいいがきゃぁ(~でいいんですか)」おもっしいもんやぞきゃ(面白いぞ)」
- きょ -- 語尾。「~やんきょ」~じゃないですか。「やんけよ」
- きょうずく - ちょっかいを出す
- きょわつら -- 最近
- きんの - 昨日
- くしめ -- 砂糖味噌でまぶした海藻を串に巻いて囲炉裏に炙ったもの
- くじる - ほじる
- くずや -- 茅葺き
- くそへんちゃ / くそしんちゃ -- べんじょ
- くだし -- 「食べてくだし(食べて下さい」
- くらかずき = なまくら -- 何もしない人
- ぐずばふじ -- 葛
- け -- 食。かたけ(一食分)、しのけ(台所での食事をつくる仕事)
- けいかい -- 境界
- けいよ -- 語尾。「ほぉりゃなんなけぃよ(そりゃないな)。ほりゃ反抗するわかいよ(そりゃ反抗するさ)」
- けなるい -- うらやましい
- けの - だよ。「ほりゃ、きんのけの(それは昨日だよ)」
- けべす/きびす - くるぶし
- げっさな~ -- 大袈裟で嘘くさい。「あーげっさな(ひどい大げさだな)」「げっさんじゃ~(嘘でしょ~う)」
- げっすぁてんにして - 尻を天に向けるほど前のめりになって急いで
- げす / げすべた -- お尻
- こう -- 買う「こりゃこうたもんや。一つかゃなあと思うとる。こうとるさかい。」
- こうざいな -- 生意気な
- こうべったいな奴やなぁ -- ろくに知らんことをすらすらという
- こくそな~ -- 変わったことして / カッコつけて/生意気な「こくそなこというなや」
- こさえる / こっさえる -- 作る
- こじばる -- 根性悪。言うことを聞かない。「もうぉ、こじばってだっちゃんな。
- こじゃれども/こっじゃども - 貧乏の子供
- こちっと -- 固い ぎゅうぎゅう詰め 「こちっとしたがに」
- こちっとしたがに -- ギュウギュウ詰めで
- こっちゃんきゃ- 軽トラここまで入るこっちゃんきゃ
- こづかい - 小間使い
- こねた -- 根太
- こびる -- 「まえびる」10時の休憩のおやつ、もしくは休憩そのもの。「こびる」15時の休憩のおやつ、もしくは休憩そのもの。語源は前昼・小昼と思われる。集落によっては「まえびり・こびり」ともいう。
- こぶたん -- お土産の詰め折り
- こられんなよ -- 来れません
- こんまいか -- ちっちゃいイカ(?)
- ごしょうだい - 祭のかんさまを迎える。家に。
- ごじだん -- 囲炉裏を囲んで語ること
- ごそ - ごみのかたまり
- ごそ -- 穀物に混じった葉っぱなどの屑。「ごもくそ」の略か?
- ごちごちに - とてもこちっとしたがに
- ごみくそ -- ごみ
- ごも -- 頭悪い・訳の分からんこと
- ごろ -- イカの内蔵