すっかり日が落ちてから外に出たユカが「柿が綺麗」というので、「見えるの?」と不思議になって確かめに出ると、夜の闇に、柿が浮かび上がっていた。

今年は柿の当たり年で、どこの家でも沢山吊るしている。我が家もこれで3回目。1回に約100個吊るしているので、うちにある2本の柿の木にも、300個以上の実が生ってくれたみたい。隔年結果を避けるためには、こんなに生らないように剪定をしとかないといけないらしいから、来年は生らないと思う (;゚д ...。

台風が過ぎてからぐっと気温が下がり北風が吹いているので、2回目に吊るした柿はよく乾いて順調な様子。

最近、干し柿がうまくいくかどうかは、吊るし始めで決まると思うようになった。最初の4~5日、しっかりと天日と寒風にさらすことができると、柿がビックリするほど、縮む。キュッと。それだけ乾燥したんだなと、見た目ではっきり分かる。湯に潜らせてから干すとカビないとか、焼酎を噴霧してから干すとカビないとか、やってみたがカビる。一度カビたら、何やってもまたカビる。それよりも、天気予報と睨めっこして、晴れが4~5日続く日の早朝に皮を剥いて、風の良く当たるところで、がっつり乾かす。これに限ると思う。

近所に毎年10月半ばから吊るして、カビずに干しているお母さんがいる。特に変わったことをしている訳でないようだけど「おらとこはカビん」そうだ。話をして出た結論は「風に当てる」。乾燥には風。干し柿の産地では、風の無い日には送風機を使うらしい。

以前は透明波板で屋根を葺いた下屋の中で、母屋にできるだけ近づけて吊るしていた。その方が雨露があたらないから。だけど、近所の上手なお母さんが経験的にやってきたことを検証すると、多少雨が当たろうが、夜露だけあたらない軒先ぎりぎり所の方が風が抜けるので黴ずに干せることが分かった。でっかい下屋いらない。普通の日本家屋の軒先で充分。

それと、横山集落をはじめ海沿いの地域の方が、吊るし柿や、干し魚を作るのに向いてることも分かってきた。山合いの地域では黴びやすい。なんせ、風だ。

さて、1回目に吊るしたものは、まだ気温が高かったせいか、風がなかったのか、乾くより先に熟してしまった。熟した渋柿を、ここいらでは「ズゴ」と呼んで、これはこれで甘いおやつとして楽しむが、ズゴになってしまったものは、干し柿にはならない。ならずに、カビたり落下したりする。仕方なく、スーパーでアルコール50度のウォッカを買って、毎日のように噴霧している。もったいない( TДT)。。まだ木に100個ほど生っているので、残りは柿酢にするつもりだけど、来年からは10月半ばに熟してしまったものは、先に柿酢にしてしまおうと思う。それならカビの世話をしなくて済む。吊るすのは、10月後半、寒さで葉っぱが落ち始めた頃からかな。

夜風に揺れる柿の写真を撮って、家に戻れば、ご飯が炊けていた。

薪七輪に土鍋を載せて炊くご飯が「ものすごく美味しい」ということが分かり、我が家で大流行中。ヽ(´▽`)ノ

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