農業を考えるとき、普通は商品作物をどう作ってどう売るかというところに目が行くと思います。ジョンさんの話を聞いて、100%オーガニックという哲学を体験する場としての農業というものに、誇りと、可能性を感じました。
自分の庭
やってみてください。自分の手で土を触ってください。
ということを繰り返しおっしゃっていました。人に言われるがままではなく、自分で試行錯誤して、自分だけの庭をつくる。
自分の庭は宇宙だと。
自然に任せる
自然は人間より長いこと生きてきた存在で、人の手を借りなくても生きていける。人間は問題を作ります。一番簡単な栽培の仕方は、いろんな種を草むらに蒔いて、草を刈敷く。終わり。
自然の中で植物が自ら生きる場所を選んで、強いDNAのものが勝手に生き残っていく。
虫
作物には虫がつきます。
虫対策の方法を2つ教えます。
スプレーボトルにスライスしたニンニクと酢を入れて半日間お日様の下。これをシュッとかけると虫が逃げて行きます。沢山かけると植物も弱るのでどうしようもない時だけ使ってください。
沢山植えます。虫に食べられてもいい分の作物も余計に植えます。虫に食べられなかったものは、その土地のその環境で強い、生き残れるDNAという可能性が強いです。
混植
畑に一つの植物だけというのは、不自然です。いろんな種を草むらにまいて、自然が勝手に調和を作ります。
自分で作って自分で食べる畑なら、これで充分だし、こんなに気持ちのいいことはない、と思った。
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