自然農では 肥料が野菜を育てるんじゃないんですよね~ 草が土を作ってくれます

一見禅問答にも聞こえるこの言葉が、自然農のほとんど全てのような気がする

神奈川県秦野市の遊山房さんにて、高橋氏による自然農の畑講習会があると聞いて参加してきました。 <div class="video-wrap"><div class="video"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kobapan-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&asins=4883402533" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></div></div>

元田んぼでチガヤだらけの畑について

  • 湿気があり、表面の土をよく見ると苔が少し生えている
  • 里芋ならチガヤの毒に強く湿気を好むので生育は良くなる
  • その他の野菜を作る際は、乾かすために、溝を切ってあげる必要がある
  • チガヤが生い茂っているので、条蒔き(じょうまき)ではなく、点蒔きの野菜にすると草が刈りやすくて作業が楽になる
  • 邪魔なのでチガヤを何とかするのではなくて、この状態でできることを考える
  • 手を入れていると年々生える草は変わる

  • 土に湿気が多いようなら畑に溝を切ります
  • 畑の4辺に溝を切り、さらに1mくらいの畝ができるように溝を切ります
  • 畝の向きは、日当たりを考えると南北が基本ですが、冬越しの防寒を考えると東西です

溝に溜まった水

  • 溝に水が溜まるのですが、どうしたらいいと思いますかと質問したところ、畑の外に出す溝を切った方がいいということでした
  • 湿気を好む野菜を選んで植える以外では、野菜は排水性を好むので溜まった水を出した方がいい
  • 養分は流れてしまうかもしれないが、それよりも野菜が育ちやすい環境になるよう手を貸してあげる方が優先

傾斜地の畑

  • 傾斜地の畑では、等高線上に作付けすると上り下りしなくていいので作業が楽になる
  • また水が一度に流れ去ることがなく土が流亡しないで済む

草刈り

  • 自然農では基本的には草は刈らないし、抜かない
  • 野菜に邪魔になる場合だけ、1年草は刈り、宿根草は根っ子も抜く
  • 例えば種おろしの際、多年草、大きな根っ子、芝草のような表面を覆い尽くしてしまう草は、根っ子ごと取り去り、カラスノエンドウなどの1年草は地上部だけ刈り取って根っ子は残す

作付けした作物が育たなかったら

  • まだその植物が育つ環境になっていない
  • 手の貸し方が間違った
  • 原因は1つじゃないんですよね~

自然農での豊かさ

  • 自然農での豊かさとは、いろんな草が生えていること
  • ハコベ、カラスノエンドウ、ホトケノザなどの1年草が生えている畑は、たいてい上手くいく

草を持ち込むことについて

  • 草を持ち込む際は、緑肥を肥料にするということよりも、表面を乾かさないようにして、生き物の活動がより多くなるということを考える

苗床

  • 草の根を深さ1寸程度に全て取り去って、米ぬかを蒔いて、落ち葉や草を被せて、3ヶ月位置いておく
  • 苗を取り出すときは、引っこ抜く必要はなく、土ごと掘り出して、土をほぐし落としてもいい

耕盤層

  • 耕盤層が40cm~50cmのところにあると良くないといわれている
  • ウリ科はあまり深く根を張らないので影響がないが、根菜類は細根を深く、例えば大根は1m位伸ばしているので影響がある
  • 大麦で耕盤層を耕すということが最近いわれている

温床

  • 家庭菜園程度の苗量ならば、踏み込み温床を手間をかけて作る必要はなく、縁側での陽溜まり温床で十分
  • 風があたらず、陽があたる場所で、発泡スチロールの中にポット苗を置いて育苗する

感想

高橋氏は動力といえば刈払機だけ、ほとんど鎌と鍬だけで、1町歩の畑で野菜を作る専業農家です。 土に刺すようにして草を刈る際、刃長10cm程のノコギリ鎌を使われていたのが、とても良さそうでした。この日持参されていた農具は、他に収穫鋏。これは収穫の他に、細かい草を切る際にも便利。 高橋浩昭氏高橋浩昭氏の鎌 高橋氏が自然農を解説する際の、にこやかなお顔と、ゆったりとした処し方に、自然農って農法以前に生き方なんだという想いが強まりました。焦らなくてもいいや、という気持ちになれたことが、今回儂の頂いた最大の成果でした。

 

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