脱穀をしています。

今日は脱穀途中で日没。明日午前の雨に備えて稲の取り込み。この作業、1日で終わるかと思っていたら、終わりませんでした。

足踏み脱穀機

  脱穀機 借りてきました。金沢市北安江町山本商会 軽廻堅牢 山本式能率号。 在所の方が小豆や大豆の脱穀に使っている、現役の機械です。こんなに状態の良い足踏み脱穀機を借りられる横山という在所、私にとっては素晴らしいところです。

脱穀作業

全体図

飛散防止にビニールをセット 飛び散り防止にビニール

脱穀した籾を受ける手箕をセット 手箕をセット

どりゃー! 脱穀中 足踏み脱穀機に稲をかけた瞬間のゴーという籾の取れる音が頼もしくて好きです。

褒められた

在所のばあちゃんが通りがかりにいい米だと褒めていってくれました。

穂が長いがの、粒の大きいがの、美しいー、うまいがになっとるぞのきゃー。 おら、これは、どなたさんのがやろうと、通るたびに、いい米やーと、こうやって触ぶっとったがやー。 なんも、奪っとらんよー。あはは。

もっすごい褒めてくれて、とっても嬉しかったです。新米持ってかんなんな。ありがとーございます!

手作業パラレルワールド

ところで、お米の収穫から炊飯まで、原発4基分の電気が消費されるというお話を読んで驚きました。

「稲刈りをすると天日干ししてから脱穀機で脱穀」という常識はいまでは非常識です。稲刈り・脱穀をすると、すぐに機械乾燥し、間を置かずに電動の大型籾摺機で籾摺り(籾殻を外すこと)をして玄米にしてしまいます。ご飯を炊くのも電気炊飯器が常識です。なにやら電気づくしです。お米の収穫から炊飯まで、一体どれくらいの電力が消費されているのでしょう。計算してみたら、原発4基分でした。 非電化籾摺機の「なぜ?」

原発4基分というのが一体どれだけの電気なのか良くわかりませんが、とにかく大量の電気を使っているそうです。そんな電気を生み出している燃料に限りがあるということは有名な話ではないでしょうか。現在の消費ペースだと、石油は2050年までに(BP統計2009)、ウランは2107年までに(OECD/NEA-IAEA URANIUM 2007)、無くなってしまうらしいです。

現在の消費ペースを前提として石炭は122年分と見込まれる反面、石油は42年、天然ガスは60年と見込まれています。もちろん、今後新たな油田や鉱山の発見の可能性もありますが、いずれにせよ限りある資源です 資源エネルギー庁

私は電気のある生活は非常に便利だと思っています。だから、限りある資源をできるだけ長く使いたいと思います。石油が2050年でなくなるなんて、もったいない話です。もっと末永く使いたい。

だから小林家の農作業では、石油や電気はほとんど使いません。開墾する際に草刈り機を使うだけ。あとは人力です。しかし人力といっても限界がある。人力+便利な道具が必要。足踏み脱穀機みたいな道具が、もっともっと改良されればいいのになー、石油文明が発展しなかったら今頃どんな道具を使っていたのかなー、と思う今日の脱穀作業でした。

参考

  鏡山英二さんが作成中の人力籾摺り機 - 丸ヶ崎自然農日記 非電化籾摺機2 籾摺り器3号器完成! - 自然風 サバイバルエコライフ

 

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