昨年の冬に煉瓦で組み上げた、ぬくぬくベンチ型のロケットストーブ。ちょこちょと改良してやっと思うように燃えるようになったので公開します。ハッ(;゚д゚)

特徴はコの字型の二階建て煙道ベンチだと思う。煙を上げて下げて曲げて上げて曲げて曲げて下げて曲げて曲げてしている。これでもかと熱交換したのはいいけど、途中で煙の温度が下がり過ぎて木酢液が溜まってしまうのが問題。2次燃焼方式を含めいろいろと改良をして、ようやくクリーンバーンになったように思う。

製作中の様子

 1階部分を組み始めたところ

 ベンチ内部の煉瓦

 最終煙突に立ち上がる前に一回すぼめる

 ダウンドラフト塔と最終煙突を同時に組む

 ダウンドラフト塔から煙道ベンチ1階への吹き出し口

 耐火モルタル

 燃焼室の側壁組み終わり

 珪藻土煉瓦は当たると脆いので、燃焼室の内壁の強度をあげるため耐火モルタルを塗った

 煙道ベンチの1階がほぼ終わり。奥にアサヒキャスターで作った燃焼室の天井部分が立てかけてある

 ベンチのコーナー部分の細工1

 ベンチのコーナー部分の細工2

 燃焼室ができて燃焼塔が立ち上がり始めた

 燃焼煙突が組みあがった。下げ振り錘を使わずに見た目で組んだら、スクリュー状に捻れてしまった。炎が渦になって燃焼にいいかも(; ̄ー ̄川

 燃焼塔回りに赤煉瓦の外壁が立ち上がってきた

 燃焼塔からダウンドラフト塔へ。ヘッドライトの照らす先にダンパーの開口部がかすかに見える

 掃除口内の煙返し。ここで上下の煙道に向かう

 

突然だけど、この辺で一応の完成。途中で精神的に参ってきてこの後の写真撮ってなかったみたい。

その後

いろいろと不具合あり。運転をしながら修正を加える。

 木酢液がえらい溜まる。途中で煙が冷えているせいかもしれないので、断熱をもう少ししないといけない。とくに煙道ベンチの掃除口が無駄に放熱している。粘土を盛るかな。(→ 二年目のロケットストーブ炬燵

 とりあえず燃焼室の側壁と上を煉瓦で断熱。珪藻土煉瓦だって熱をまったく伝えないという訳ではなかった

 掃除口から煙が漏れるのでセラミック布で塞ぐ

 今更だけど2次燃焼酸素取り入れパイプがどうしても欲しい。外壁の煉瓦をグライダーと煉瓦タガネではつって、燃焼塔の珪藻土煉瓦にドリルで穴を開けて鉄パイプを通した。鉄パイプの先端には3mm程の穴を無数に開けてある。煉瓦開口部は2次燃焼酸素の温度を上げるために塞ぎたいがメンテし易いように粘土で塞ぐ予定。

この2次燃焼酸素取り入れパイプと燃やし方の工夫でようやく思っていた燃焼の仕方になった。

炊き初めはダンパー全開、薪投入口は拳1つ程度開けておく。燃焼室内が煤切れて500℃を越えた所で薪投入口を全閉近くまで閉めると、2次燃焼のみで燃え始める。2次燃焼パイプは炊き始め排気をしてしまうが燃焼温度が高くなってくると吸気をし始める。2次燃焼が行われていると煙が透明に近い。薪が熾きになったら次の薪を入れる。入れたらすぐに投入口を閉め、ダンパーだけ開けておく。薪に火がついたらダンパーを閉じる。薪がよく乾いていない場合は2次燃焼パイプがゴホゴホと逆流して木酢液が滴れてきた。これはダンパーを少しだけ開けておけば解決。ようやく完全燃焼っぽい。あやうく無用のオブジェと化すところだった。ほっとしたぜ(´д`ι)。

このあとすること

  1. 断熱と保温のためベンチを粘土で覆う
  2. 今のところ鉄板が分厚すぎて熱が伝わらず調理ができない。鉄板に穴を開けるか、一部分薄くする。燃焼塔を低くすればいいのだろうが、それでは恐らく最終煙突まで煙を回す力が足りない。

よかったこと

晩に炊くと、次の日の晩まで暖かい。ベンチはそこそこ冷めるけど、燃焼塔回りにへばり付いて座ればずっと暖かい。

ストーブを炊く時期になると、ミーミはストーブの暖かいところにへばりついて寝るようになった。可愛い。

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