【遺跡の畑】

草抑え

この程度の草丈ならば里芋が負けていないので、まだ草抑えをしなくてもいい。しかし、梅雨が空けると夏になり土が乾燥しやすくなるので、今のうちに刈っておき、夏には草が少し再生しているようにする。土寄せのタイミングにも同じことが言える。

里芋に土寄せし、草を抑えたところ

里芋

この畑は溝の排水が上手くいっていないが、雨の日の水位がこの程度なら問題がおきていない。

里芋は種芋の上に親芋ができて、親芋の上に小芋ができる。ジャガイモの場合は土が柔らかければ土寄せをしなくとも調度いいところに入っていくが、里芋は芋のできる場所が変わらないので、土寄せをする必要がある。

里芋を畑で活けたまま冬季保存する際は、茎をカットしたのち土をこんもりと盛っておく。

畔で刈った草は肥料要求度の高い里芋などの敷草に使う。

サツマイモ

サツマイモの蔓上げは、草抑えとともに、折々にする。

小豆

種を下す際に、雨の時期は敷草を被せない、晴れ続きなら被せる。被せた場合、五日ほどで双葉が出るので、敷草を取り除く。

小豆はばらばらに熟すので収穫は莢ぼりをする。

【田んぼ】

田植えの際の草

ヒエが絨毯状に生えている場合、刈ってから田植えをすると、ヒエが余計に根を張ってしまったところに植えることになるので、なるべく刈らずに田植えする。田植えをしたあとで、根と茎の境目を丁寧に刈る。

葦が茂っている場合は、影となるので、刈ってその場に敷き、田植えをする。

川口さんの田んぼ、冬場の畑地化ができていて田植え前には畑地植物しかいないのかと思っていたが、アシカキのような湿生植物が繁茂していた。写真川口さんの後方、草を刈った列とまだ刈っていない列が交互に並んで見える。私が思っていたよりも、草を刈らない、という印象を受けた。ここが自然農らしいところか。草は、作物を邪魔しない程度になら生えていても問題にしない。

一本植え

苗が余るからといって二本植え、三本植えにしても、衝突して分蘖できず、いち足すいちが二ではなく、マイナスになる。品種によって分蘖期間が決まっているので、その間に本田での成長ができるなら、一本植えがよい。

二本植えがマイナスになるのは、間引きが必要な野菜においても同様に言えること。ウリは必ず間引いて一本立ちさせないと、根が競合してうまく成長しない。

稲の種下ろしについて

木津自然農の細谷さんが、前回教えてくれた種下ろしの方法。

昨年の稲株の中に二粒の種籾を入れて、ギュッと押し込んでおくという方法を、一坪ほど試している。苗代と同じ時期に種下ろししたが、苗代と同時に芽が出てきた。覆土や鳥避けがいらず省力化できているが、分蘖がどうなるかはこれから観察する。

経過は順調で、分蘖もしているという話。楽しみだ。

【果樹園の畑】

ウリ類

草の壁で行灯をする場合、蔓が草の壁に届いたら、少し草を刈る範囲を広げる。これを三回繰り返す頃には、梅雨になり、時期的にウリハムシの成虫がいなくなる傾向がある。

ウリ類には幅広畝が必要だが、狭めの畝二つの間にソダを敷き詰めれば対応でき、広畝を確保しなくともよい

ウリ類の種は四年ほど大丈夫。

虫害

晴天が続くと虫害が増え、多湿が続くと病害が増える。ある虫が害虫となってしまっている場合は、定植から一ヶ月程度はその虫を捕殺する。もし虫にナスの葉をすべて食べられてしまったら、枝を切り詰めて、秋に備える。

インゲン

今成っているインゲンは種として充実しない。種取り用は七月下旬に種を下ろす。

ゴマ

ゴマ同士は交雑しずらい。種が裸なので、覆土は必要ない。三カ月で収穫できるので、七月頭でもギリギリ播種可能。

ピーマン・ナスの支柱

二・三株に一本の支柱を立て、笹竹を渡す。笹竹から紐をたらして、親幹を固定する予定。

こっちの写真は、紐をたらす前の急遽の対応だったらしいが、これいいと思う。

トマト

脇芽の摘みとりは、芽があるていど大きくなってからハサミで行えば簡単。

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