昨年は↓こんな稲架だったけど、

今年は普通の稲架を建てた。

ヨズクハデと呼ばれる昨年のそれは、稲を架けるのに職人技が必要で、我が家では間に合わなかった。それと大豆を架けられない。これは痛い。

今年の稲架:其ノ一

能登で一般的な、多段の稲架。

風に強く、一度に沢山干せる。四段までにしておけば梯子がいらず架けるのも簡単。

稲と大豆を同時に架けても、まだ余裕があった。

今年の稲架:其ノ二

小豆。

小豆は花が一斉に咲かず、鞘もバラバラと登熟する。熟した鞘だけ何度も手で収穫して回るサヤボリが一般的だけど、すごく大変。それが密植すると割と一斉に登熟するので、こうやって稲架干しができる。

餡子( ゚д゚*)はやく食べたい

今年の稲架:其ノ他

下屋の貫も、稲架として大活躍。

こまごまとしたものをあれこれと干すのに最適。種用に育てた黒千石や、ハトムギなど。

今年の反省

今年こそは稲を三反部作ろうとして、田んぼの土を堀り、苗代を沢山作り、昨年の倍の準備をしたはずが、結局手が回りきらず、初期の草抑えが追いつかなかった。「あー、三倍の面積をやったところで、一年に穫れるお米の量は結局同じになるんだね」と言っていたら、なんのことはない、去年の四分の一になってしまった。まずは一枚の田を見事にやりきることが肝心で、面積を拡げるのはその先だよと言われてはや二年。反省。来年はちょっと面積を絞る。

よかったこと

台風も少なく、お天気にも恵まれ、稲架干しが順調に来たなー。 ありがとうございます。

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