珪藻土レンガのキッチンロケットができたときは、なんていいものを作ったのだろうと思った。
しかし、囲炉裏で薪の直火を使っていると、その火力の強さに驚き、ロケットストーブの火力ではもの足りなくなってきた。 (;゚д ...
熱効率(熱交換率)
囲炉裏の薪直火で炙ると、とても素早く調理できる。燃焼効率が良ければ素早く調理できる、とは限らないんだなあ。「燃焼効率」と「熱効率」は、区別して考えないといけない。
あくまで想像の話でデタラメな数字だけど、「ロケットストーブは燃焼効率がいいので完全燃焼して1000度に達するけど、鍋を置く地点では、300度くらい」、対して「囲炉裏の薪直火は、不完全燃焼で煙るが、鍋にあたる温度が500度くらい」。ということなんだろうか。
薪の焔の外廓部は空気に十分ふれて完全に近い燃焼をなし、温度は最も高いが光は強くない。この部を外焔といっている。
外焔(酸化焔)600℃~800℃
あぁ、一本の薪の中でも、完全燃焼をしている部分と、不完全燃焼をしている部分がある。あたりまえだな。ロケットストーブは不完全燃焼したガスに再着火してるのか。
囲炉裏で鍋が直接触れる焔は、600℃くらいあるみたいだな。
ヽ(´▽`)ノ↑ 引用した本とても良い。この本に出てくるカマドがすごい。とても詳しい作り方も載っている。目次をみただけでもワクワクする。しかし絶版。岐阜県立図書館にあった。再販を望む!
火袋(焔を鍋に受ける)
昔の竈を見ると、羽釜の側面を炎が包むように回り込むように、火袋という形状を大事にしてたということが分かる。「鍋を釜口にずぼっと入れられると、劇的に熱交換率が高まる。」というやつやね。私のキッチンロケットは天板の上に鍋が乗る状態だから、炎や熱風を十分に生かせていないと思う。火袋を作って熱効率をよくすれば、火力が上がるかもしれない。
オクド作るかな
直火の外焔は600℃、というのは魅力的だなあ。あぁ、作って見ないと分からんなぁ。
作った
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